仕事中、電話対応をしている時に手汗で握っているボールペンが滑って上手く字がかけなくてイライラする!
そんな筆記時のストレス、ありませんか?
私も手汗が多く、ボールペンで文字を書いていると汗が出てきてペンが握りにくくなってしまうことがあり、「あ〜もう!」となります。
今回はそんな手汗による筆記時のストレスを解消してくれるボールペンを見つけたので紹介していきたいと思います。
文房ガー(文房具×ブロガー)
たくしん
takushin
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文房具で仕事がうまくいった経験から仕事で使う小物にこだわり始めたこだわり強め人間です。
僕自身が実際に使用してみて良かったと思う文房具をレビューしていきます。
文房具に関する知識も発信していくので、文房具分からない人も漏れなく発信していくわよ。
と、こんな感じでキャラブレブレな著者でした。
手汗が原因のペンの滑りを解消したいなら
手汗が原因で握っているペンが滑ってしまう。そんな煩わしい思いを解消してくれるボールペンがトンボ鉛筆の「zoom L2」です。
スマートに陳列されていた「zoom L2」に惹きつけられ出会いました。
何がそこまで惹きつけられたのか。今思い返すと、ペンの”質感”に惹きつけられたんです。
「これはまさに握っていても滑らないペンだ」と手に取った瞬間に思いました。
そんな魅力たっぷりな「zoom L2」を紹介していきたいと思います。
トンボ鉛筆 ZOOM L2の概要
トンボ鉛筆「zoom L2」と最初出会った時に、「あれ?なんか有名なオンラインシステムみたいな名前だな?同じ会社なのかな?」と思ってしまいました。
ただ、よく調べてみると実は30年以上前からあったトンボ鉛筆のペンシリーズだったことがわかったのです。
勘違いしてしまってすまん!
ちょい歴史
トンボ鉛筆の「zoom」シリーズは1986年に「型にはまらない自由さと日本の美意識を宿したデザインペン」として誕生したシリーズです。
このシリーズでは「zoom original」「zoom Lite」「zoom 韻」といったペンがラインナップとして揃えられています。どれも魅力的なペンです。
今回紹介している「zoom L2」はもともとある「zoom」ブランドをリブランド、つまり、ブランドの再構築をして展開されているシリーズの中の一つです。
新しい「zoom」は日本発の現代的なデザインペンを意識して作られています。
そんなトンボ鉛筆の新シリーズペンである「zoom L2」はペンに使われている塗料が最大の特徴といえます。
「zoom L2」に使われている塗料は”ネオラバサン”といった機能性触感塗料です。
ネオラバサンについて
武蔵塗料株式会社が提供する一般家電製品、自動車の内装という幅広い分野で活用されている塗料です。水による状態変化を防ぎ、塗料のベタつきが発生しない。傷がつきにくい。マットな質感になるといった性質をもっています。
ペンの概要
メーカー | トンボ鉛筆 |
サイズ(メーカー記載) | 幅 11.8mm 全長 142.7mm(ノック時) |
芯規格 | 0.5mm 黒 |
希望小売価格 | 3,570円 |
展開色 | 全6色+数量限定色 1色 |
トンボ鉛筆 ZOOM L2の見た目
「トンボ鉛筆 ZOOM L2」の特筆すべき見た目はこちら
・直線にみえて、真ん中に膨らみがある形
・先が反り返っているユニークなクリップ
・逆円柱のスマートなノック
・フィットするようにできている窪み
・マットな質感
直線にみえて、真ん中に膨らみがある形
一見、直線にみえるペン本体ですが、よくみてみるとペンの真ん中に行くほど膨らみがあるのがわかります。
このさりげない膨らみがペンの立体感を出してスマートな印象を与えてくれます。
先が反り返っているユニークなクリップ
クリップが珍しい形をしています。
多く見られるのは一直線ですが、このペンはクリップのデザインも凝っているのがみてとれます。
胸ポケットに挿す時に違和感はありません。
逆円柱のスマートなノック
他の多くのペンでみられるノックの形は円柱の形ですが、「トンボ鉛筆 ZOOM L2」はそんな一般常識を覆し、先進的なデザインをしています。
円錐の形をしていて、色は黒、マットな加工がされているので格好良いです。
フィットするようにできている窪み
本体にあるこの窪みのおかげで手汗をかいてもペンが滑りにくいという利点が生まれます。
実際に握ればわかるのですが、窪みに手がかなりフィットします。
マットな質感
武蔵塗料株式会社の”ネオラバサン”の性質による、マットな見た目がクールです。
光を反射しないような色の出方をしています。
黒いペンなのでマット感が伝わると思います。
トンボ鉛筆 ZOOM L2の良い点・惜しい点
手汗によるペンが滑ってしまうというストレスを解消してくれる「ZOOM L2」ですが、個人的に良い点と惜しい点があります。
良い点と惜しい点はこちら
良い点 | 惜しい点 |
---|---|
流動的なデザインでどの場面でも使えそう 握っていても滑りにくい | 軽量すぎてしまい少し書きにくさがある 記載時リフィルがぶれてしまいカチカチという音がなる |
【良い点】流動的なデザインでどの場面でも使えそう
見た目から伝わる無駄を省いたスマートさから、まさに現代的なデザインペンだと感じます。
シンプルな見た目なので、会議中、商談、メモといったあらゆる場面で活躍できるペンと言えます。
【良い点】握っていても滑りにくい
何度も言うようですが、やっぱフィット感が良いです。
ペンの質感からくるフィット感、ペンの構造からくるフィット感で「これは滑らないのは必然だな」と感じるほど。
筆記時にペンが滑ってしまうというストレスから開放されます。
【惜しい点】軽量すぎてしまい少し書きにくさがある
重さは約13.6g、今私がもっているボールペンの中では一番軽量なものです。
軽すぎて若干チープさを感じてしまいます。また、ペン自体の重さを利用して筆記することができないので、字を書く時に軽すぎてやや書きにくさを感じてしまいます。
【惜しい点】記載時リフィルがぶれてしまいカチカチという音がなる
リフィルとペン先の間に少し間が空いており、若干力を入れて書いている時にリフィルとペン先の空間により「カチカチ」という音がなります。
書いている時にリフィルに遊びを感じたくない!という人は要注意です。
トンボ鉛筆 ZOOM L2の特徴
1ヶ月ほど「トンボ鉛筆 ZOOM L2」を使用しましたが、その中で感じた特徴について紹介していきたいと思います。
特徴は3つ
・レザーのような滑らかな質感
・耐傷性があり、傷がつきにくい
・逆円柱のノックがスタイリッシュ感を醸している
レザーのような滑らかな質感
このレザーのようなマットな質感が美しい。
触ってみるとレザーのような摩擦感はなく、やや硬めです。ラバーのような引っ掛かり感はないのですが、程よい摩擦感があります。
この摩擦感が手汗をかいても滑らないというメリットを生んでるのがわかります。
耐傷性があり、傷がつきにくい
ご覧の通り爪で引っ掻いても傷がつきません。
強めに引っ掻いたところ、跡がついたのですが擦ると元通りになりました。
これ本当に引っ掻いてます。あと、引っ掻いた後の画像は時系列が違う画像じゃありませんよ
驚異的な耐傷性にゃ…。
逆円柱のノックがスタイリッシュ感を醸している
かなり珍しいノックの形をしており、芸術品のオブジェクトにありそうな見た目をしています。
特徴的ながらシンプルな見た目からはスタイリッシュさを感じます。
トンボ鉛筆 ZOOM L2のスペック
「ZOOM L2」のスペックを詳しくみていきます。
メーカー | トンボ鉛筆 |
サイズ | 幅 11.8mm 全長 142.7mm |
芯規格 | 0.5mm 黒 |
軸素材 | PC樹脂 |
希望小売価格 | 3,570円 |
サイズはこの通り
細身かつそこまで長くはないという印象。
軸素材には、あのPC樹脂を使用しています。
PC樹脂って何にゃ?
PC樹脂とは
PC樹脂は透明樹脂の中で最も高い耐熱性をもっており、120度まで耐えることができるプラスチック素材です。これにより、耐熱性が高い性質を持っているのがわかります。
スペックをみるとデザインが先進的なだけではなく、機能的にも優れているのがわかります。
トンボ鉛筆 ZOOM L2の構造
ZOOM L2の構造をみてみましょう。
ペン本体には接合部などの切れ目がないので、シンプルかつデザイン性が高い印象に見てとれます。
ペン先の真鍮を外してリフィルを交換します。この機構はゼブラシャーボNuと同じですね。
ゼブラシャーボNuの詳しい情報はこちら⬇
ペン先以外は分解できないみたいです。
パーツとしてはペン先の真鍮、リフィル、本体になりますね。
トンボ鉛筆 ZOOM L2の筆記の感想
筆記の感想を実際にノートにかいていきたいと思います。
①グリップがしっかりと固定され筆記に安定感がある
➡程よい摩擦感とくぼみでグリップを固定してくれる。
②リフィルが細く、字を細かく書いても字が潰れない
➡搭載されているリフィルがzoomL2のために作られたもの。
手紙や手帳など細かい筆記をすることを考えられて作られているから字が潰れない。
③ペン自体が軽いため、サラサラと書くことができる
➡電話をしながらのメモとりに最適な扱いやすさ
まとめ
今回は「トンボ鉛筆 ZOOM L2」を紹介してみました。
先進的なデザインでありながら、手汗をかいてもペンが滑らないという機能的にも良いペンでした。
もし、手汗でペンが滑ってストレスを感じているという人はぜひ試してみてください。
以上
たくしんでした
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